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2008年12月13日土曜日

小さいものは小さいものに

なんか出オチで済みません。iPod ShuffleとPredatorの組み合わせです。

こうしてみると、見た目は主客転倒というか、Ray Samuels Audio製のポータブルオーディオ、という感じがしないでもありません。

インターコネクトケーブルをもっと最適化すれば、よりポケッタブルになるのですが。

音の話をすると、ライン出力を持たない上にロスレスファイルに対応していないiPod Shuffleでも、ポータブルヘッドホンアンプの組み合わせは案外いけるんですよ。もちろん、優れた携帯性というiPod Shuffleの魅力が半減してしまうのは、言うまでもないのですけど。

この時、このiPod Shuffleにはビージーズの曲が入っていました。彼らのようにシンプルな曲調のポップスは、Predatorで聴くのが楽しいというか好きですね。よくはまると思います。SR-71やSR-71Aあたりだと、スケール感が出過ぎてしまって今ひとつです。

2008年11月2日日曜日

今日の散歩はPredatorといっしょ

秋も深くなってきました。この時期は、仕事の締め切りから逃避してふらふらと歩き回るのにちょうど良い季節です。

少しスローな気分のこんな日は、第4世代のiPodとALOのCryo(銅線三つ編み)とPredatorという、スローな組み合わせ(特に深い意味はありません)がうまくはまります。

最近というか、9月頃に気付き始めたのですが、Predatorの音の定位する感じが少し変わってきまして、時折一部の音だけが、突拍子もないところから聞こえてくるようになりました。

それ以前は、そんな感覚を覚えなかったので、おそらく音が変化しているのではないかと想像します。このPredatorを購入したのは、昨年のクリスマスのことですから、あれから9か月も過ぎて、未だに音が安定していないのでしょうか。変わったアンプですね。

話は定位の感じに戻りますが、「突拍子もない」とは、ほかの音が構成する空間とかけ離れた位置というか距離に、一部の音が定位するという感じです。そのため、ちょうどヘッドホンで音楽を聴いている最中に、近づいてくる自転車の音に気付いた時のような、一種の防御反応が起きて、無意識にどっきりしてしまいます。

これは決して嫌な感覚ではなく、むしろそのどきどき感が面白く、僕の中でPredatorは愉快なアンプになりつつあるようです。ただ、ラインアウト用ドック(LOD)ケーブルにALOのCryoを使うと、その感じは薄まってしまうんですけどね。

さて、先日紹介した「ひっつき虫」ですが、実に快適です。この写真のように見た目すっきりで操作も快適、そしてこんな風に転がしてもピタリと安定しています。

2008年10月10日金曜日

オリジナルに戻ったSR-71

特に内容のない話です。

今日、部品箱(あるいはがらくた箱)をひっくり返していたら、SR-71に元々付いてきた(と思われる)ボリュームつまみが出てきました。

先日、SR-71Aと一緒に注文した裏蓋の純正ローレットナット(あるいはサムナット)と合わせて、久しぶりにSR-71がオリジナルの姿に。

何だか嬉しそうだったので、いや、僕が嬉しかったので、写真を撮ってみました。別に、今更ながらの大きさ比較とか、そういう主旨ではありません。

こうしてみると、SR-71Aのフロントパネルは、少し赤みがかっていますね。せっかくだから、後ろ姿も。

ちなみに、今までSR-71のボリュームつまみには、下にあるようなウェッジ型のものを使っていました(写真拝借)。このような形ならばどの程度の回転角か指先で分かるので、手探りでボリュームをいじる際に、うっかり上げすぎずに済みます。背が高くて、ちょっと格好は悪いのですが。

あと、紛失したSR-71用ローレットナットの代わりに、Small Partsから購入したTNX-0440をつかっていましたが、後者の方が3.5倍くらい使いやすいです。こういう形ですね(写真拝借)。

SR-71のローレットナット(SR-71Aとは互換性がありません)が回しにくくて、「コンチクショー」と感じている人にはお勧めです。ちなみに、いわゆるRay Samuels Audio純正のSR-71用ローレットナットは、このTNX-0440の足の部分を切り落としたものだと思います。

2008年9月11日木曜日

Predatorのゲイン設定の話

Ray Samuels Audio製ポータブルヘッドホンアンプ(PHPA)のPredator、のゲイン設定の話です。細かい。

Predatorには、ゲイン切り替えスイッチがあり、High、Mid、Lowの3段階に設定できます。インピーダンスが小さく感度の高いイヤホンなどを使う場合、ゲインを低く抑えることで、ボリューム操作に余裕ができるため使いやすくなります。Predatorの場合、Lowゲインの設定値は1なので、まさにそういう目的で用意したのでしょう。

ただし、このゲインを変えると、音の傾向も変わります。変わるといっても、全く別物になるのではなく、傾向差といって良い程度です。

具体的には、ゲインを下げるほど音の耳あたりが柔らかくなり、同時にウォーム傾向も強くなります。ウォーム傾向が強いといっても、低域側が持ち上がるというより、高域側が抑えめになっていく感じです。特にLowゲインに設定したときが顕著で、少々ウォームに傾きすぎているのか、楽曲によっては高いところまで音が伸びきる前にロールオフしていく様子が分かります。

歌が好きな僕としては、ソプラノの詠唱などを聞く際に、Lowゲインだとやや不満が残りますね。

もちろん、楽曲や好みによってはLowゲインの傾向の方が好ましい場合もあるでしょうが、個人的には、Highゲインに設定した方がPredator本来の姿ではないかという気がしないでもありません。

Highゲインの設定では、上記のような高域のロールオフは全く気にならず(それでもウォーム気味といえばウォーム気味なのですが)、柔らかめながらも他のゲイン設定時に比べてメリハリの利いた音を楽しめます。

ただ、こちらにも問題はあって、Highゲインの設定値が11とかなり大きいことです。おそらくですが、低インピーダンス高感度のイヤホンだと、ボリューム設定の余地がほとんどなくなってしまうでしょう。

という訳で、もし低インピーダンス高感度のイヤホンとPredatorを組み合わせて使う場合、Midゲイン設定がお勧めかと思います。こちらの設定でも高域のロールオフは余り気にならず、なおかつゲイン値も4と控えめですから、高能率イヤホンでもさほど使い勝手は悪くないかと。

なお、僕は高能率イヤホンを使ったことがないので、もしかするとそういうイヤホンなら、Lowゲインでも異なった聞こえ方になるという可能性は捨てきれません。念のため。

追記。今Predatorのおしりを見たら、MidではなくMedでしたね。MiddleではなくMediumだったか。

2008年8月21日木曜日

Predatorにマイナーチェンジ?

またしても、Ray Samuels Audio製ポータブルヘッドホンアンプ(PHPA)Predatorの話です。

先般、6moons.comに載ったPredatorのレビューを何となく読んでいて気付いたのですが、その記事の写真で見るPredatorと、手元にあるPredatorを比べると、ボリュームつまみが微妙に異なります。



1枚目が6moons.comに掲載された写真で、2枚目はPredatorの製品情報ページにある写真です。

手元のPredatorは、後者のものと同じローレットの刻みが細かいつまみが付いていました。まあ、つまみ程度でマイナーチェンジもへったくれもない訳ですが、ローレットの粗い方が何となく使いやすそうな気がしますね。指掛かりが良さそうだし、汚れも溜まりにくそうです。

2008年8月19日火曜日

Stereophile誌にPredatorのレビュー記事掲載

お盆の休み明けで、果てしなくぐだぐだした生活を送っておりますが、話に聞くところによりますと、米国のオーディオ雑誌Stereophileが、Ray Samuels Audio製ポータブルヘッドホンアンプ(PHPA)のPredatorについて、レビュー記事を掲載(9月号)したそうです。

現物を見ていないので、該当の記事がどのような内容か知らないのですが、Stereophile誌によるPHPAのレビュー記事は、久しぶりではないでしょうかね。記憶によれば、直近だと一昨年に同じくRay Samuels Audio製PHPAのHornetについて、レビュー記事を掲載していたように思います。

Stereophile誌といえば、創刊40数年を数える老舗オーディオ誌の1つで、僕が初めてPHPAの存在を知ったのも同雑誌のレビュー記事だったはずです。確かその時は、HeadRoomのCosmicだったような覚えが。

今では、Stereophile誌も印刷媒体だけでなく、デジタル版も販売しているとか。久しぶりに購読してみようかと思ったり思わなかったり。

2008年7月27日日曜日

最近のPredator

Ray Samuels Audio製ポータブルヘッドホンアンプ(PHPA)のPredatorの話です。

相変わらず快調に動いているのですが、最近ボリュームの手応えが悪くなってきました。

具体的には、ボリュームを少し回そうとゆっくり力をかけてゆくと、コキンという手応えとともに回り始めるという感じです。回り始めに必要なトルクが最も大きく、回り出してからは必要なトルクが小さくなるとでも言いましょうか。

ほんのちょっとだけ音量を変えたいときに難儀します。

これは、回転に必要なトルクがなめらかに立ち上がるSR-71のボリュームとは大違いで、正直安っぽい手応えと言わざるを得ないでしょう。

小さなボリュームで、なおかつボリュームつまみも小さいのだから、ある程度は仕方のないことなのかもしれません。ただ、夏前頃までは割とスムーズな操作感だっただけに残念です。

つまみを大きなものに交換すれば、もう少しましになるような気もしますが、本体のサイズが小さいだけに、つまみを大きくするとプラグやスイッチに干渉してしまいそうで、なかなかこれといったものに巡り会えません。

2008年4月12日土曜日

Ray Samuels Audio Predator


Ray Samuels Audio製ポータブルヘッドホンアンプ(PHPA)のPredatorです。

昨年末の、新発売割引セールで購入しました。

Predatorは、USB DACを備える点が特徴の1つですが、個人的にはほとんど必要ないため、もし示す必要があるとしても、購入を正当化できる理由を持ち合わせていません。強いて言うなら、小さいPHPAが欲しかったのと、割引セール祭りに乗ってみたかったということくらいでしょうか。

その音ですが、比較的パンチの効いた音で、情報量重視と言うよりも、ノリ重視という感じがします。音場はあまり広くなく、スケール感が重要な曲は厳しい印象を覚えます。ざっくり分けてみると、ポップス系の音楽とは悪くない組み合わせです。スタジオ録音の女性ボーカルジャズとも、かなり相性が良いと感じました。

手元にあるほかの常用PHPAと同じく、Predatorの音にもある種の麻薬性を感じます。麻薬性とは、何の曲を聴きたいという感情ではなく、このPHPAで音楽を聴きたいという衝動に駆られて手を伸ばすことがある、という意味です。

機能面に目を向けると、セールスポイントの1つと思われるUSB DACですが、特に大きなアドバンテージはないようです。特別悪いところはないのですが、飛び抜けて良いところもないとでも言えるでしょうか。

ほかには、Gain1(0db)の設定が可能なため、能率の高いイヤホンで使い勝手が良いですね。夏場のコンパクトセットとして重宝しそうです。ただ、小さすぎてボリュームつまみが回しにくいため、何か代わりのつまみがないか探しています。