Ray Samuels Audio製ポータブルヘッドホンアンプ(PHPA)のPredatorの話です。
相変わらず快調に動いているのですが、最近ボリュームの手応えが悪くなってきました。
具体的には、ボリュームを少し回そうとゆっくり力をかけてゆくと、コキンという手応えとともに回り始めるという感じです。回り始めに必要なトルクが最も大きく、回り出してからは必要なトルクが小さくなるとでも言いましょうか。
ほんのちょっとだけ音量を変えたいときに難儀します。
これは、回転に必要なトルクがなめらかに立ち上がるSR-71のボリュームとは大違いで、正直安っぽい手応えと言わざるを得ないでしょう。
小さなボリュームで、なおかつボリュームつまみも小さいのだから、ある程度は仕方のないことなのかもしれません。ただ、夏前頃までは割とスムーズな操作感だっただけに残念です。
つまみを大きなものに交換すれば、もう少しましになるような気もしますが、本体のサイズが小さいだけに、つまみを大きくするとプラグやスイッチに干渉してしまいそうで、なかなかこれといったものに巡り会えません。
2008年7月27日日曜日
2008年7月19日土曜日
oort-cloud.lab Augline LOD
oort-cloud.labに制作を依頼したラインアウト用Dock(LOD)です。ケーブルには、武藤製作所のAug-Lineを選びました。
購入当時、oort-cloud.labではPaypalによる決済を受け付けていました(今も可能なのかは知りません)。日本eBayが大ゴケしたことも関係あるのか否かはともかく、日本国内の決算手段として全く普及しなかったPaypalを国内のビルダーが使うところが興味深いと感じたため、購入に至りました。
変な動機ですが、時に何かを買うとはそういうものなのです。
非常に柔らかいケーブルで、弾性も小さく、写真の通りいったん曲げるとそのままの形を維持します。最初にバランス良く曲げると、後々使っていて気持ちが良いです。
さてその音ですが、ふわふわと膨らむような音が特徴的で、情報量はそれなりに残っているものの(比較的多い方でしょう)、ディテールが少し埋まり気味です。特に低域側の膨らみ方が大きいと感じました。
ディテールに欠ける分、奥行きの表現が甘くなる一方で音の密度感は高くなり、暑苦しい音楽と変にはまったりするところが愉快ですね。
使用頻度はApureSound製のLODに譲るのですが、時折これで聴きたいなという日があります。
たとえて言うなら、日頃は間食に水菓子しか食べない僕だけど、たまに豆大福も食べたくなる。そんな感じです。
ラベル:
Aug-Line,
LOD,
oort-cloud.lab
2008年7月12日土曜日
過熱するPortaphile V2^2
マスメディアを全く見ない人なので、梅雨が明けたのかどうか知りませんが、今日は少し夏っぽい暑さがきたようです。
そこでふと思いついて、2時間ほど音を出していたPortaphile V2^2 Maxxedの温度を測ってみました。
計測ポイントは、ケース下面の中央部分です。放射温度計で測りました。室温が32度だったのに対し、Portaphileの温度は38.5度もあります。これは人肌どころではないですね。実際に触ってみても、暖かいというより、やや熱いと感じるほどです。
僕の住む東京も近年は過熱化の一途を辿っていますが、そんな東京の夏をPortaphileは乗り切ることができるのでしょうか。
夏場に熱いものを身の回りに置くのは、鬱陶しいことこの上ないですが、Portaphileの場合は何やら電気を贅沢に消費しているな、という変な満足感もあったりして、何とも微妙なところです。
ちなみにSR-71の場合、温度は室温とほとんど変わりません。一方Predatorは、ほんの少し室温よりも高くなっていました。
そこでふと思いついて、2時間ほど音を出していたPortaphile V2^2 Maxxedの温度を測ってみました。
計測ポイントは、ケース下面の中央部分です。放射温度計で測りました。室温が32度だったのに対し、Portaphileの温度は38.5度もあります。これは人肌どころではないですね。実際に触ってみても、暖かいというより、やや熱いと感じるほどです。
僕の住む東京も近年は過熱化の一途を辿っていますが、そんな東京の夏をPortaphileは乗り切ることができるのでしょうか。
夏場に熱いものを身の回りに置くのは、鬱陶しいことこの上ないですが、Portaphileの場合は何やら電気を贅沢に消費しているな、という変な満足感もあったりして、何とも微妙なところです。
ちなみにSR-71の場合、温度は室温とほとんど変わりません。一方Predatorは、ほんの少し室温よりも高くなっていました。
ラベル:
PHPA,
Portaphile V2^2
2008年7月7日月曜日
APureSound LOD
APureSoundのラインアウト用Dockケーブル(LOD)です。
去年の夏頃購入したので、まだミニプラグにロゴ入り熱収縮チューブが付く前のバージョンですね。この時は、ミニプラグをクロームにするかブラックにするか選択できました。今もできるのかもしれませんが。
写真の通り、ミニプラグはNeutrikです。それ以外にもSwitchcraftが選択できますが、Switchcraftのプラグは表面が汚れやすい(硫化?酸化?)ので、可能な限り避けるようにしています。
いくつか試したLODのなかでも、音の情報量が最も多く、正確を期すなら情報量の損失が最も少なく、こればかり使っているお気に入りです。
ただ、ケーブルはかなり固く、写真にある通り長期間使っていてもこれ以上の曲がり癖がつきません。柔らかなLODと比べると、薄手のnanoと小型PHPAを組み合わせた場合、かなり強めのテンションがかかりそうです。
低音が余計に膨らむようなことがなく、個人的には好みなのですが、低音不足と感じる人もいるかもしれません。
去年の夏頃購入したので、まだミニプラグにロゴ入り熱収縮チューブが付く前のバージョンですね。この時は、ミニプラグをクロームにするかブラックにするか選択できました。今もできるのかもしれませんが。
写真の通り、ミニプラグはNeutrikです。それ以外にもSwitchcraftが選択できますが、Switchcraftのプラグは表面が汚れやすい(硫化?酸化?)ので、可能な限り避けるようにしています。
いくつか試したLODのなかでも、音の情報量が最も多く、正確を期すなら情報量の損失が最も少なく、こればかり使っているお気に入りです。
ただ、ケーブルはかなり固く、写真にある通り長期間使っていてもこれ以上の曲がり癖がつきません。柔らかなLODと比べると、薄手のnanoと小型PHPAを組み合わせた場合、かなり強めのテンションがかかりそうです。
低音が余計に膨らむようなことがなく、個人的には好みなのですが、低音不足と感じる人もいるかもしれません。
ラベル:
APureSound,
LOD
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