2008年10月25日土曜日

箸休めのPortaphile V2^2 Maxxed

Portaphile V2^2 Maxxedの話です。

しばらくSR-71Aにばかりかまけていましたが、いつも同じ食事では食べ飽きるのと同じように、PortaphileやPredatorといったポータブルヘッドホンアンプ(PHPA)に取り替えて目先を変えるのは、これまた楽しい遊びです。

Portaphileは、決して薄口の味付けではありません。どっしりとした筋肉質でありながら、きりりと端正に鳴る音が特徴的で、押し寄せる音楽に圧倒され、相手の意のままに組み敷かれてしまうかのような快感が、何より素晴らしいPHPAです。

Portaphile、SR-71A、Predatorを聞き比べてみると、Portaphileの低音は最も低いところから鳴っているようで、僕の低音バロメータである指先や尾てい骨のピリピリ感は、Portaphileを使っているときに、最も強く感じます。その次がSR-71Aで、僅かな差でPredatorが続くといった感じでしょうか。

SR-71よりも音の迫る感じが増したSR-71Aも、音がどっと迫ってくる(下品を承知で書けば音に犯されるような)Portaphileの迫力には及ばず、今日は音楽にやられて(下品で済みません)しまいたい、なんて気分の日に、Portaphileは欠かせません。

そういえば、Portaphileの欠品はなかなか解消しませんね。時折思い出したように少数を出荷しているようですが、定常的に受注可能な態勢が整うには、まだまだ時間が掛かるのでしょうか。コストパフォーマンスとかつまらないことは言いたくないですが、比較的安価な上に、とても優秀なPHPAなので、現状は残念と言うほかありません。

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