もうじき四月も終わりですが、三寒四温などと言いまして、まだ肌寒い日が続いたりします。とはいえ、五月も目前に迫っており、五月と言えば、夏も近づく八十八夜なわけでして、そろそろ夏物の準備を始めようかと考え出してもおかしくはありません。
暖かくなってくると、さすがにヘッドホンを被るわけにもいかず、ヘッドホン好きな僕でも自然とイヤホンに手が伸びるようになります。というわけで、イヤホンと組み合わせた時の使いやすさを考える上で気になる、ゲイン値の低いポータブルヘッドホンアンプ(PHPA)、中でもゲイン1(+0db)の設定が可能なものを、知る限り挙げてみました。
まずは、手持ちの中からRay Samuels AudioのPredatorです。個人的にはUSB DACが不要なのですが、かならず付いてきてしまうので、仕方ありません。ヘッドホンとの組み合わせでも、良い感じに愛用しています。僕的に言えば、おそらく今年の夏は大活躍するでしょう。
以下、持ち合わせていないPHPAを挙げていきましょう。こちらは同じくRay Samuels AudioのTomahawkです。イヤホン用だとケースに大書してあるのが印象的です。一頃ほどではないにせよ、かなり人気はあるようですね。それでも、僕の知る限りで最も新しいシリアル番号は1000番に届いていなかったのですから、なんて規模の小さな市場なのでしょうか。
続いてLeckerton AudioのUHA-3です。これもPredatorやTomahawkと同じように小型で、軽装でいたい季節には合いそうですね。そしてやっぱりというか、USB DAC付きです。ただし、TIの2702だけを使った構成とは異なり、レシーバに2706、DACにCirrusのCS4344を使っています。もしかしたら、と思わなくもありませんが、やはり僕にはUSB DACの需要がないので、関心止まりですね。
そしてもう1つ、Meier-AudioのCORDA 2MOVEです。同じMeier-Audio製のPHPAでも、小型の方のHeadsixとXXSには、ゲイン1の設定がありません。不思議ですねぇ。これもまたUSB DACを備えていますが、2702だけでレシーバとDACを兼用する構成です。軽装用には、微妙に大きいでしょうか。そう感じる人が多いかもしれません。
僕の知る限り、ゲイン1の設定が可能なPHPAはこれらの製品たちです。ほかにもありそうですが、どうなんでしょうかね。それにしてもBloggerはレイアウト機能が貧弱だなあ。
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